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とある日の日記(テクニカルスキルの無い管理職)
本日、ある仕事先のお客さんと会話していたら、なぜか愚痴を聞くことになってしまいました。


そのお客さんは私とは通常仕事上の接点はまったく無いのですが、飲み会の席で一緒になり会話することになりました。


そのお客さんはある大手企業のコンピュータを管理しているシステム部門で仕事をしているそうです。


コンピュータに詳しそうな方で、コンピュータに疎い私でさえその方と会話しているだけで知識レベルが高いことが分かるくらいの方でした。


その方は大手の会社の情報システム子会社のエンジニアらしいのですが、管理職は本体の会社からの人が着任しているらしいのです。


その管理職の人はコンピュータのことに詳しくなく、良く言えば、いわゆる管理するだけしかできない、率直に言うと無駄な事ばかりチェックしているような方とのことでした。


情報子会社のメンバーは、その管理職の無能さにあきれているらしいのですが、組織人として何も文句が言えないとのことでした。


あまりにも技術的なスキルが無いためにめちゃくちゃなことを言いまくり手に負えないらしいです。


でもお客さん曰く、そんなレベルだから情報システム部の管理職しかできないんですよとのことでした。


私は意味が分からなかったので、飲み会の最後にどういう意味か聞いてみました。


システム部をはじめ、エンジニアの組織は技術力のあるメンバーがいれば管理者などいてもいなくてもそれなりにうまくいってしまうそうです。


エンジニア側から見るとはっきり見えるそうですが、テクニカルスキルのない管理専門の人から見るとそれは全く理解できず、自分が管理しているから成果が出ていると錯覚するそうです。


愚痴を聞いている中でもコンピュータを扱う部門の実状を垣間見た気がしました。


技術的なスキルの高い管理職はそれなりに尊敬されるらしいのですが、そうでない管理職はほとんどの場合馬鹿にされているんですよとの話をききましたが仕方ないかもしれませんね。


理系の職場に文系出身者が居ることはつらいでしょうし、ベースの力が違いすぎるので無理もないと思います。


今回の話を聞いていて、個人的には真の技術者でない管理職が技術者を管理しなければならないことはわかるのですが、馬鹿にされていることに気付かずに日々時間を過ごしていることに哀れみを感じずにいられませんでした。


会社の人事なので仕方ないのかもしれませんがかわいそうですね。
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とある日の日記(テクニカルスキルの無い管理職) | Comments(0) | TrackBack() | 仕事

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