ホンダがS2000の生産中止の発表をしたという記事を以前書かせていただきました。
S2000の生産停止、F1からの撤退の先には、スポーツカーの開発を止め、エコへの取り組みに注力するといった方向性があったと思われます。
車好きの人からすると、『自動車は早くってカッコ良ければ、ガソリンなんていくら消費しても良い、燃費なんて気にしない』という気持ちが大きいと思います。
そんな中、スポーツエンジンをつくることを得意としていたホンダがスポーツカー、スポーティカーの開発・生産・販売をやめてしまうということは、将来がないのではとさえ思わせる発表だったのではないでしょうか。
トヨタのハイブリッド車であるプリウスに対抗して販売される予定のホンダのインサイトという車の受注が非常に好調らしいのです。
ホンダということでもともと注目度が高いのでしょうけれど、他メーカーが苦戦している中、インサイトの受注が既に10000台を超えているのはお見事と言わざるを得ないでしょう。
それともうひとつ、このHONDA INSITEに集まる10000台の受注から言えることは、これだけの大不況になっても、預金を含め、市場に流れる可能性のある資金が日本にはまだまだ眠っているということが露見されたということではにでしょうか。
この大不況で稼ぐには、この眠っている預金を引き出させるような魅力を持つ商品を世に出していくことがヒントになるのではないでしょうか。
ホンダのインサイトが良い見本を見せてくれたと思いませんか。
PR
トラックバック
トラックバックURL: